アユダヤ リンクス
以前は沼地だった広大な場所に土地を盛り上げて高低差を作り、地下水を汲み上げ川と池を造成しています。36ホールの敷地に18ホールだけ造り、各ホールが独立しているため、全てのホールで趣が違うのが特徴です。距離が7600ヤードととても長く、川や池などのウォーターハザードや、多くのバンカーが絡んでおり、戦略性が非常に高くなっています。グリーンの形状が大胆に造られており、パットも難しくなっています。バンカーにヘリがなく、コースからはクラブハウス以外の人工物は見えません。
データ
所在地 | MAPで確認 |
コース長 | 7,626ヤード |
コースレート | 75.4(White) |
設計者 | Pitak Intrawityanunt |
オープン | 2007年 |
キャディ | あり |
ゴルフカート | あり(フェアウェイ乗り入れ可) |
ドライビングレンジ | あり |
評価
総合評価 | 5.35 ★★★★★ |
レイアウト | 5 ★★★★★ |
難易度 | 6 ★★★★★★ |
グリーンコンディション | 5 ★★★★★ |
フェアウェイコンディション | 6 ★★★★★★ |
造形美・景観 | 5 ★★★★★ |
コース紹介
豆知識
バンコク都心から車で50分。全日メンバー同伴でなければプレーはできません。現地点では250人のメンバーがおり、ゴルフ場からの招待のみののため、アジアでメンバーになるのは最も難しいゴルフ場の1つです。経営者は近くに農園を持っており、有機野菜がレストランで提供されます。
メンバー用の駐車場には天井を設置し、クラブハウスまで屋根伝いで10メートルほどの距離にあり、雨天時でも車からクラブハウスまでは全く雨に濡れません。メンバーへの恩恵のための経営姿勢は見事です。キャディは執事と呼ばれ、よく教育されています。
ゴルフマガジン2015年度世界ベスト100にて、76位に選ばれています。ASEAN諸国のゴルフ場では、初めて世界ベスト100コースに入りました。アジアでベスト100にランクインしているのは6コースあり、日本では廣野GC(42位)、川奈・富士コース(68位)、東京GC(96位)、韓国のナイン・ブリッジ(43位)、中国のシャンチン・ベイ(47位)があります。その他、トップ100ゴルフコース・オブ・ザワールド(top100golfcourses.co.uk))による、2015年度のタイ王国でのランキングにおいて、ベスト40コース中第1位に選ばれています。2015年時点で、タイ王国にあるゴルフコースの数は約270です。
ピーター・トムソンがグランド・デザインを描き、ピタック会長(Pitak Intrawityanunt)が実質的な設計者です。ピタック会長は、コース設計、芝管理に関して非常に造詣の深い人物です。