ロータス バレー ゴルフ リゾート

Lotus Valley Golf Resort チャチュンサオ

田園地帯に広がるフラットなコース。オープンしてから13年後の2011年にクレイグ・バートラムとジョン・モルウにより全面改造されました。細長い敷地に、OUTは時計の反対周りに進み、一旦クラブハウスに戻りINも時計の反対周りですが13番から16番の4ホールは方向を変えて、楕円形のループの内側に展開します。18ホールのうち17ホールに水が絡んでおり、その内15ホールは池が効いています。グリーン周りにはバンカーが絶妙に配されており、池だけでなくOBゾーンも浅いホールが多いので、距離よりも正確性が要求されるコースと言えます。全てのプレーヤーに向いたコースで、3ホールのエキストラホールがあります。旧称はワールドトレード・ゴルフ&スポーツクラブです。

データ

所在地MAPで確認
コース長7016ヤード パー72
コースレート
設計者Gary Player
再設計者Craig Bertram & John Morrow
オープン1998年
キャディあり
ゴルフカートあり(フェアウェイ乗り入れ可)  
ドライビングレンジあり

評価

総合評価4.20 ★★★★☆
レイアウト4 ★★★★☆
難易度 5★★★★★
グリーンコンディション 5★★★★★
フェアウェイコンディション 5★★★★★
造形美・景観4 ★★★★☆
満足度3★★★☆☆

コース紹介

ほぼストレートのとても短いミドル。FWとグリーンのすぐ左手に池が広がります。ロングヒッターは池越えの260ヤードのキャリーが打てれば、1オン可能ですが、グリーン・フロントエッジの20から40ヤード手前のFWは池が食い込んでいるので注意が必要になります。ティから250ヤード前後の右サイドに4個のバンカーが連なり、1オン狙いの弱いスライスボールを待ち構えます。ティショットをアイアンで刻んでも残りはショートアイアンでグリーンを狙えますが、良い“リスクと報酬”ホールと言えます。

左ドッグレッグの難ホール。ティショットでは左サイドは池、右サイドに数個のバンカーが連なります。グリーンは2段の縦長で前半分は強く受けていて、左右手前にバンカーが配されています。

右ドッグレッグ。ティショット、セカンドともに右サイドに池が効いてきて、左のOBゾーンは浅いです。グリーンは砲台で手前の大きなガードバンカーが口を開けています。グリーン上は2個のコブがある馬の背グリーンとなります。

石垣がグリーンを囲んでいる、池越えの美しいショート。グリーンは縦に細長く、右に傾斜しています。

ティからグリーンまで左手は池になる、左ドッグレッグの短いミドル。ティショットで250ヤードを越えると、FW幅は狭くなり、右サイドに3個のバンカーもあります。グリーンは左手前から右奥へと斜めに細長い段差の強い2段グリーンで、2個のバンカーがガードし、手前は池に面します。

ストレートの長くてタフなミドル。ティショットでは左サイドの池と右サイドのバンカーが効いています。グリーンは3個のバンカーでガードされ、グリーン上は傾斜が多くあり、パットが難しいです。

左ドッグレッグ。ティショットでは左の池に注意。ほぼ横長のグリーンは左右に3個のバンカーが配されています。

左ドッグレッグ。ティショットでは左手に池、右手にバンカーがありますが、FWは比較的広いです。セカンドは池越えになり、グリーン左前の池と、手前のバンカーが効いています。グリーンは少し砲台で、受けています。セカンド地点から見るグリーン周りの景観は綺麗です。

やや左ドッグレッグの長いロング。ティショット、セカンドともに左サイドは池、右サイドにOBゾーンがあり、FWはタイトで、左の池が効いています。グリーンはFWから左斜めに振られ、真ん中が高くそこから左奥と右手前に傾斜しています。グリーン周りに3個のバンカーが配され、グリーン手前から左サイドはすぐ池になります。

豆知識

バンコクから北東に1時間半、スワンナブーム空港から北東に70分。ビジターのプレーは可能です。ラムルッカGCから東に40分、カスカータGCから東に25分。日本式の大浴場で、白亜のクラブハウスはモダンな造りとなっています。

トップ100ゴルフコース(top100golfcourses.com)での2020年度タイのベスト50コースで第37位となっています。(タイには300コースぐらいのゴルフコースがあります。)タイでのゲーリー・プレーヤー設計の他のコースはシーラーチャー・インターナショナルGCがあります。

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