アユダヤ リンクス

Ayodhya Links アユタヤ
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以前は沼地だった広大な場所に土地を盛り上げて高低差を作り、地下水を汲み上げ川と池を造成しています。36ホールの敷地に18ホールだけ造り、各ホールが独立しているため、全てのホールで趣が違うのが特徴です。距離が7600ヤードととても長く、川や池などのウォーターハザードや、多くのバンカーが絡んでおり、戦略性が非常に高くなっています。グリーンの形状が大胆に造られており、パットも難しくなっています。バンカーにヘリがなく、コースからはクラブハウス以外の人工物は見えません。

データ

所在地MAPで確認
コース長7,626ヤード
コースレート75.4(White)
設計者Pitak Intrawityanunt
オープン2007年
キャディあり
ゴルフカートあり(フェアウェイ乗り入れ可)
ドライビングレンジあり

評価

総合評価5.35 ★★★★★
レイアウト5 ★★★★★
難易度6 ★★★★★★
グリーンコンディション5 ★★★★★
フェアウェイコンディション6 ★★★★★★
造形美・景観5 ★★★★★

コース紹介

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左ドッグレッグの長いミドル。ティショットは池越えとなり、左に曲げすぎると池に捕まります。また、250から270ヤード地点の左右にバンカーが配されています。グリーンは3つのバンカーで囲まれており、グリーン右と奥は池になります。グリーンは斜めに長く、左奥から右手前に傾斜しています。

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左ドッグレッグの長いロング。ティショットでは左右に池があリ、右の池が特に視覚的プレッシャーとなりますが、フェアウェイは比較的広いです。セカンド地点はフェアウェイ幅が絞られ、左右の池が迫っており落とし所は狭くなります。グリーンまで残り60ヤードの地点からホールは直角に左に曲がっているため、サードショットは池越えとなります。グリーンは縦長の段差の強い2段グリーン。グリーン手前から左サイドは池に面しており、グリーン背後には木立が配されています。

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ほぼストレートの長いミドル。ティショトは左の池と左右に配された3つのフェアウェイバンカーが効いてきます。グリーン左右にバンカーが配され、縦長の2段グリーンで、手前と下の段は強く受けています。

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やや左ドッグレッグの打ち上げ。ティショットでは左に1つ、右に3つのバンカーがあり、落とし所が限定されます。さらに、その左にはウォーターハザードだけでなくブッシュもあります。グリーンは縦長で、中央にマウンドがあり、右奥に下っています。

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3つのバンカー越えのショート。奥行きが少ない43ヤードの横長グリーン。グリーン中央に尾根が走り、センターから左右に下っています。

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左ドッグレッグの長いロング。ティショットは左右に配置されたフェアウェイバンカーによって落とし所が限定されます。セカンドはクリーク越えか、手前に刻むかの決断に迫られます。クリ―ク越えのセカンドショットの場合は、右の池と左のバンカーがー効いてきます。グリーンは段差の強い左右の2段グリーンで左が高く、右手前に強く下っています。グリーン左の大きなガードバンカーは絶妙に配され、ピン位置が左奥になるとこのバンカー越えとなります。そのため、サードショットでグリーンをとらえても、奥行きがないため奥に転がる危険性があり、難易度はさらに高くなります。

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左に池が広がる距離が長いタフな軽い左ドッグレッグのミドル。フェアウエィ中央に大きなマウンドあり、左右にフェアウェイが分かれ、左には距離の長いビーチバンカーと池、右には270ヤード先にフェアウェイバンカーが配されています。そのため、ロングヒッターは注意が必要です。このバンカーだけでなく、飛べば飛ぶほど左の池が食い込んでいるため、落とし所が狭くなってきます。セカンドは池越えとなり、グリーン手前から右をガードしている大きなバンカーが効いてきます。グリーンは横長で中央に尾根が走り、左右に下っています。パーオンしても違う面に落とすとパットは難しくなります。

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美しいアイランドグリーンのショート。グリーンは池だけでなくバンカーでガードされています。グリーンは奥行きが少ない40ヤードほどの横長で、真中が凹んでいる3面グリーンです。このグリーンも違う面からのパットは難しくなっています。

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やや右ドッグレッグのロング。240ヤード先に池があるため、ロングヒッターはドライバーを使えません。その池越えには290ヤードのキャリーボールが必要ですが、以前ジョン・ディリーがプレーした際は簡単に越えたようです。一般的にはセカンドはウォーターハザードに挟まれた右傾斜のフェアウェイに打っていきます。サードはクリーク越えです。段差の強い2段グリーンで、フロント部分は強く下っているため、グリーン面に届かなければクリークまで下り落ちてしまいます。

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やや左ドッグレッグのミドル。グリーン左にはウォーターハザード、右には200ヤード近い長さのあるフェアウェイバンカーがありますが、フェアウェイが広いためドライバーで距離を稼ぎたいコースです。セカンドショットが特に難しいのが特徴です。グリーンは縦長の砲台でショートすれば2つの大きなバンカーが口を開けて待っており、グリーンに乗ってもスピンがかからないボールは奥まで転がります。グリーンは中央に尾根が走り、手前と奥に下っており右傾斜となります。

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右ドッグレッグのロングで、手前50ヤード地点からグリーンは左に振られています。砲台ティグランドからのティショットは、左右の池と左右に配された3つのフェアウェイバンカーに注意が必要です。セカンドは左の池が効いています。また、サードはクリーク越えとなります。グリーンは段差の強い2段で、フロント部分にはマウンドがあり、越えられない場合はクリークまで転がり落ちます。グリーンの右は大きくて深いバンカーでガードされています。

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右側に池が広がる非常に長いミドル。ティショットはファアウェイが広いため、全力で打てつことができます。ロングヒッターは、左の2つのフェアウエィバンカーと、右の大きなビーチバンカーが効いてきます。セカンドを刻む場合はフェアウェイが狭く、右から池が迫っているため落とし所が限定されます。グリーン右面はすぐに池となり、グリーンは2段で奥の段は右の池の方に急傾斜しています。

豆知識

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バンコク都心から車で50分。全日メンバー同伴でなければプレーはできません。現地点では250人のメンバーがおり、ゴルフ場からの招待のみののため、アジアでメンバーになるのは最も難しいゴルフ場の1つです。経営者は近くに農園を持っており、有機野菜がレストランで提供されます。

メンバー用の駐車場には天井を設置し、クラブハウスまで屋根伝いで10メートルほどの距離にあり、雨天時でも車からクラブハウスまでは全く雨に濡れません。メンバーへの恩恵のための経営姿勢は見事です。キャディは執事と呼ばれ、よく教育されています。

ゴルフマガジン2015年度世界ベスト100にて、76位に選ばれています。ASEAN諸国のゴルフ場では、初めて世界ベスト100コースに入りました。アジアでベスト100にランクインしているのは6コースあり、日本では廣野GC(42位)、川奈・富士コース(68位)、東京GC(96位)、韓国のナイン・ブリッジ(43位)、中国のシャンチン・ベイ(47位)があります。その他、トップ100ゴルフコース・オブ・ザワールド(top100golfcourses.co.uk))による、2015年度のタイ王国でのランキングにおいて、ベスト40コース中第1位に選ばれています。2015年時点で、タイ王国にあるゴルフコースの数は約270です。

ピーター・トムソンがグランド・デザインを描き、ピタック会長(Pitak Intrawityanunt)が実質的な設計者です。ピタック会長は、コース設計、芝管理に関して非常に造詣の深い人物です。

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