サー ジェームス カントリー クラブ
カオヤイ国立公園に隣接し、奥深い緑の木々に囲まれた丘陵地に展開するコース。イギリスのパークランドコースをイメージして造られています。２００７年に９ホールが追加され２７ホールとなりましたが、新しい９ホールが不評であった為、近年またオリジナルの１８ホールだけのプレーに戻っています。各ホールの両側にイトスギ、椰子をはじめ色々な種類の樹木が並び、１８ホール中１０ホールで池、クリークが効いています。アップダウンに加えドッグレッグホールが多用され、戦略的に配されたウォーターハザードとバンカーも多く、距離も７１００ヤードを越えるので手強いコースと言えます。プレー中に眺望の良いパノラマビューを楽しめます。豊富な草木がと花で整備されておりコースを彩っています。グリーン、FWともに手入は良いです。コース名はオーナーの父親の名前で、旧称はロイヤル・ヒルズGCです。
データ
| 所在地 | MAPで確認 |
| コース長 | 7160ヤード パー７２ |
| コースレート | |
| 設計者 | John Rogers |
| オープン | 1993年 |
| キャディ | あり |
| ゴルフカート | あり(フェアウェイ乗り入れ可) |
| ドライビングレンジ | あり |
評価
| 総合評価 | 4.10 ★★★★☆ |
| レイアウト | 4 ★★★★☆ |
| 難易度 | 5★★★★★ |
| グリーンコンディション | 4 ★★★★☆ |
| フェアウェイコンディション | 4 ★★★★☆ |
| 造形美・景観 | 4 ★★★★☆ |
| 満足度 | 4 ★★★★☆ |
コース紹介
ストレートホール。ティショットは打ち下ろしで左右から木立が迫っています。セカンドでは右に池があります。グリーンは砲台で３個のバンカーと右サイドの下りスロープでガードされています。
やや打ち下ろしの美しいホール。グリーンの右手前と奥にバンカーが配され、グリーンの花道以外のラフの下りスロープになります。グリーンは左に傾斜しています。
直角に左に曲がる距離のあるミドル。ティショットではFWは右に傾斜しています。セカンドは緩やかな打ち上げとなります。グリーンは強い砲台で３個のバンカーで守られています。
右に曲がってから左に曲がるダブルドッグレッグの長いロング。ティショットは池越えになり、左サイドにも池があり、右サイドのOBゾーンは浅いです。セカンド、サードは緩やかな打ち上げとなります。グリーンは砲台で左サイドはブッシュでガードされています。少し受けグリーンとなります。
ティからグリーンまで右サイドに池が続く、ストレートで緩やかな打ち下ろし。ティショット、セカンドともFWは狭く、右の池に注意。グリーンまで８０ヤードの地点で右に曲がっています。グリーンは３個のバンカーでガードされています。
左ドッグレッグの難ホール。セカンドは打ち上げで、グリーンの左サイドはハザードになっています。
ティショットはストレートでセカンド地点から左に曲がる、緩やかな打ち下ろし。セカンドでは左の林、右の池が効いてきて、FWはタイトとなります。グリーンは４個のバンカーでガードされて、グリーンの右サイドから奥は池に囲まれています。グリーンは右傾斜となります。
少し打ち下ろしで池越えのショート。グリーンの３方は池に囲まれています。
右ドッグレッグ。ティショットは打ち上げのブラインドで、FWは右に傾斜していて右サイドに池があります。グリーンは３個のバンカーでガードされています。
左ドッグレッグ。ティショットは緩やかな打ち下ろしで左サイドは池があり、右サイドは木立が配されています。セカンドは池越えの打ち上げになります。グリーンは横に長く、左右にバンンカーがあります。
豆知識
バンコク、スワンナブーム空港からどちらもほぼ北東に２時間１０分。１００室を超えるホテルがクラブハウスと同じビルに併設になります。
トップ１００ゴルフコース（top100golfcourses.com）での２０２０年度タイのベスト５０コースで第４５位、タイには３００コースぐらいのゴルフコースがあります。設計者のジョン・W. ロジャーズが他のコースでは設計していないようです。