セント アンドリュース 2000 ゴルフ クラブ
平均的なタイのゴルフ場とは全く違うコンセプトのコース。コースはセント・アンドリュースと名付けらているように、スコットランドのリンクスを意識しており、野性味あふれる中・上級者向きのコースに仕上がっています。全てのホールで趣が異なり、各ホールの設計者や、リンクス特有の大自然へのチャレンジを楽しめます。4番700ヤード、13番910ヤードと通常のパー5より300ヤードほど長いパー6が2ホールあるのも特徴です。表示距離は7540ヤードと大変長く感じられますが、パー6の距離から400ヤード引くと、パー72、7140ヤード相当になり、実際はそれほど長くはありません。
データ
所在地 | MAPで確認 |
コース長 | 7,540ヤード |
コースレート | 74(White) |
設計者 | Desmond Muirhead |
オープン | 2001年 |
キャディ | あり |
ゴルフカート | あり(利用必須・フェアウェイ乗り入れ可) |
ドライビングレンジ | あり |
評価
総合評価 | 4.55 ★★★★☆ |
レイアウト | 5 ★★★★★ |
難易度 | 5 ★★★★★ |
グリーンコンディション | 4 ★★★★☆ |
フェアウェイコンディション | 4 ★★★★☆ |
造形美・景観 | 4 ★★★★☆ |
コース紹介
右ドッグレッグの後、左ドッグレッグしているS字型ホール。ティショットの池越えには240ヤードのキャリーが必要ですが、打ち下ろしのため、実際は220ヤードのキャリーとなります。ティショットだけではなく、フェアウェイでも2度ほどウッドを使う必要があります。とてつもなく長いホールですが、美しく戦略性も高いです。ティショットだけでなく、セカンドショットも池越えになります。アンジュレーションのあるグリーンは横に細長く、グリーン左手前には深いバンカーがあります。長いパー4が2ホール造れる雄大な立地に、このパー6ホールが造られています。他のコースでよく見かける単調なパー6ではなく、左に振って、右に振って、また左に振っているプレーヤーを飽きさせない遊び心満点のホールです。
大改造により易しくなったパー6ホール。距離も878ヤードから700ヤードと短くなっています。新しいレイアウトは、ティショットのみ右ドッグレッグ、残りの450ヤード前後はストレートです。右側の池がほぼ埋められ、ティショットは池越えでなく、左右を池に挟まれたフェアウェイを狙う打ち下ろしです。セカンド、サードショットは左側の池が効いています。特にサードではフェアウェイはタイトで、右にフェアウェイバンカーが2つあるため、正確性が要求されます。グリーンは横に細長く、左傾斜しています。左右にバンカーが配され、左のバンカーは池に面しています。3オン(バーディオン)にチャレンジする場合はグリーン左側の池が厄介になります。改造前はパーも難しかったですが、バーディを狙えるホールに変わりました。
豆知識
パタヤから車で35分。同じ経営母体のラヨーン・グリーン・バレーCCとシルキーオークCCがコースに隣接しています。宿泊施設のロッジがあります。
デズモンド・ミュアヘッドによる設計コースは、タイ王国では他にも、ジ・エメラルドGCがあります。また、日本では若木GC、セゴビアGCイン・チヨダ、ブリック&ウッドクラブ、オークビレッジGC、芝山GC、富士クラシックGC、新陽CC 、インドネシアではインペリアルGCがあります。