アマタ スプリング カントリー クラブ

Amata Spring Country Club シラチャ
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ほぼフラットなパークランドコース。多くのウォーターハザードと戦略的に配されたバンカーが効いており、18ホール中9ホールは水が絡んできます。OUTは時計回りにジグザグしながら進みクラスハウスに戻り、INは時計の反対周りに2つの大きな池の円周を上手く使いなら設計されています。距離の長いOUTはパワーと積極性が求められ、INは多くのハザードが絡んでくるので、正確性としっかりしたコース戦略、つまり頭脳プレーが要求されます。距離も7500ヤードもあり、上級者やプロゴルファーでさえ多くの技量を試されます。工業団地の中に造られたコースですが、周囲の外観をほぼ遮断しており、とても美しいコースに仕上がっています。メンテナンスもしっかり行き届いています。オープン後2006年1月に、アジアとヨーロッパの代表選手による国別対抗戦のロイヤル・トロフィーという大きな大会を開催した実績をもちます。2006年から2010年までロイヤル・トロフィーを4度にわたり主催しました。2018年12月には日本代表とタイ代表での男子プロ、女子プロ・アマチュアの”アマタ・フレンドシップ・カップ”も開催されました。

データ

所在地MAPで確認
コース長7453ヤード パー72
コースレート
設計者Ronald Fream
オープン2005年
キャディあり
ゴルフカートあり(利用必須)
ドライビングレンジあり

評価

総合評価4.80 ★★★★☆
レイアウト4 ★★★★☆
難易度6 ★★★★★★
グリーンコンディション5 ★★★★★
フェアウェイコンディション5 ★★★★★
造形美・景観5 ★★★★★
満足度5 ★★★★★

コース紹介

右ドッグレッグのタフなミドル。ティショットは池越えになり、210-230ヤードで入る大きなクロスバンカーがあり、それを越えても右サイドの池が効いています。セカンドは川越えで少し打ち上げで、グリーンは縦に細長く、左サイドに2個のバンカーが配されています。グリーンは真ん中から奥に下っているので、奥にピンが切られると難度が増します。

右ドッグレッグ。右コーナーのバンカー越えには230-250ヤードのキャリーが必要になります。グリーンは砲台で、4つの大きなバンカーに囲まれているので、正確なセカンドショットが必要になります。グリーンは左右の2段形状で、グリーンから振り返って見る大きな池景色は雄大となります。

右ドッグレッグの長いロング。ティショットでは右コーナーに連座する3個のバンカーがあり、落し所を限定しています。そのバンカーの更に右は池になり、セカンド地点からグリーンまで緩やかな下り傾斜で、セカンドは4個のクロスバンカー越えになります。グリーンは左手前のポットバンカー、右サイドの大きくて深いバンカー、奥は池にガードされています。グリーンは縦に長く、奥が少し低い2段形状で、ピンが奥の時は奥の池が効いてくるので難度が増します。

池越えで少し打ち下ろしの長いショート。グリーンは縦長の段差の強い2段形状で、グリーンの左サイドは池に面し、右に逃げると2つのガードバンカーが口を開けます。グリーンの奥の段は少し下っています。

ストレートの距離のあるミドル。ティショットは打ち下ろしで、左サイドは池、右サイドに2個のバンカーがあり、落し所が狭い、セカンドは打ち上げになります。グリーンは右手前と奥のバンカーでガードされています。強い受けグリーンとなります。

左に左にと曲がっているホール。ティショットでは左コーナーに大きなバンカーが横たわっているので注意が必要になります。グリーンは砲台で横に長く、奥行きがありません。グリーンの前面を深いバンカーがガードしているので、ロングヒッターの容易な2オンを許しません。

左手に池が広がる、左ドッグレッグの比較的短いミドル。ティショットでは左に傾斜しているFWの左サイドは池に面し、右サイドは2個のバンカーが口を開けています。縦に長いグリーンは少し砲台で受けていて、左右のバンカーと左サイドの池で守られています。

左ドッグレッグで緩やかな打ち下ろしの長いミドル。セカンドは距離があるだけでなく、ダウンヒルのライから砲台グリーンに打っていくので技術も要求されます。グリーンは縦長の受けグリーンで、右サイドと奥にバンカーが配され、手前と左サイドは下りスロープのFWでグリーンに乗らなければ転がって落ちていきます。

右ドッグレッグの緩やかな打ち下ろし。ティショットでは右サイドに大きなFWバンカーが3個あります。グリーンは横長の砲台で、4個のバンカーでガードされています。

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名物ホールでアイランドグリーンのショート。池だけでなく、グリーンの左手前のバンカーも効いています。グリーンは縦に細長く、真ん中に尾根が走ります。距離が長くないので、風が強くなければそれほど難しくはありません。グリーンは完全に水に浮かんでいて、専用のボートで行き来する必要があるのがユニークとなります。

ほぼストレートの距離の長くてチャレンジングなミドル。ティショットは池越えで、左サイドは池になり、右サイドに逃げれば2個のバンカーが待ち構え、FWは左の池の方に少し傾斜しています。グリーンは砲台の受けていて、その左にクリーク走ります。パーが取れれば嬉しいホールとなります。グリーン左奥にある滝が綺麗です。

豆知識

バンコック都心から東南に1時間10分、スワンナプーム空港から東南に45分。プライベートクラブで、プレーにはメンバー同伴が必要になります。クラブハウスは地中海風で、レストランのブッフェランチは種類が豊富です。別途、本格イタリアンレストランも併設されています。

トップ100ゴルフコース(top100golfcourses.com)での2020年度タイのベスト50コースで第2位となっています。(タイには300コースぐらいのゴルフコースがあります。)
リー・シュミット、ブライアン・カリーの他のタイでの設計コースは、ムアンゲオGC(再設計)、ロイヤル・バンパイン、チェンマイ・ハイランズG&SR、サイアムCC・オールドコース(再設計)、サイアムCC・プランテーションコースがあります。

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