トレジャー ヒル ゴルフ & カントリー クラブ

Treasure Hill Golf & Country Club シラチャ

丘陵コース。コースの周りに住宅がない緑深い森の中に、自然の地形を活かしてレイアウトされています。FWは比較的タイトで両サイドに立派な木々が並び、大胆に池と谷を絡めたレイアウトとなっています。バンカーの数は少ないですが、一つ一つが大きいです。グリーンは総じて小さくて起伏があります。距離がフルバックからは7200ヤードを越え、ドッグレッグホールが多用され、戦略的にもFWは絞られているので、上級者にも相当手応えがあるチャレンジングなコースと言えます。パー5に印象的なホールが多いです。15年前プレーした時はFWが傷んでいましたが、今回は改善されています。景観の美しい戦略性の高いコースとなっています。

データ

所在地MAPで確認
コース長7,240ヤード
コースレート
設計者Yoshikazu Kato
オープン1988年
キャディあり
ゴルフカートあり(フェアウェイ乗り入れ可)  
ドライビングレンジあり

評価

総合評価3.95★★★★☆
レイアウト4 ★★★★☆
難易度5 ★★★★★
グリーンコンディション4 ★★★★☆
フェアウェイコンディション4 ★★★★☆
造形美・景観4 ★★★★☆
満足度3 ★★★☆☆

コース紹介

左ドッグレッグの距離の長いロング。ティショットでは右サイドからジャングル、セカンドでは両サイドからジャングルが迫ってきます。ティショットが悪いと、セカンドの落とし所が極端に狭くなる設計にしています。縦長のグリーンは左右にバンカーが配され、受けています。

ジャングルに佇むショート。グリーンの右サイドと奥はブッシュに囲まれています。横長グリーンとなります。

やや左ドッグレッグのタフなミドル。ティショットでは左右にハザードと左サイドにバンカーがあり、タイトとなります。左サイドにハザードがあり、FWはタイトとなります。横に長いグリーンは受けながら右にも傾斜していて、右手前と奥にバンカーが配されています。

逆S字型のレイオウトのダブルドッグレッグ。ティショットは右サイドの池が効いています。セカンド地点から左に曲がっていてやや打ち上げとなります。縦に長いグリーンは右サイドと奥にバンカーが配されています。

ほぼストレートホール。ティショットではロングヒッターは右サイドのOBゾーンが浅いので注意のが必要になります。セカンドが難しくグリーンの左サイドにハザードがあり、右サイドは2個のバンカーでガードされています。グリーンは縦に長く、受けています。

やや左ドッグレッグで緩やかな打ち下ろしの長くて難しいミドル。ティショットでは左手にバンカー、右手にハザードが配されています。グリーンは3個のバンカーでガードされています。

右に強く曲がってから、左に少し曲がるダブルドッグレッグの距離のあるロング。ティショットではFWはタイトで右サイドはラフのハザードになります。セカンドも落し所が狭いです。グリーンは砲台で受けていて、3個のバンカーでガードされています。

緩やかな打ち下ろしだが大変長いショート。グリーンは縦に細長く、左右のガードバンカーが効いています。

名物ホールで、セカンド地点からほぼ直角に左に曲がるダイナミックなロング。ティショットでは左サイドに木々、右サイドにバンカーがあります。セカンドはハザード越えで、グリーンは左手前のハザードと右サイドの2個のバンカーとブッシュでガードされています。ロングヒッターは2オン可能ですが、グリーン手前のハザードに捕まるリスクがある、”リスクと報酬“ホールとなります。

豆知識

パタヤから北東に50分、バンコクから南東に1時間50分、スワンナプーム空港から南東に1時間15分。ビジターのプレーは可能です。プレー代が安いので、ローカルのプレーヤーに人気があります。
タイでの他の加藤嘉一設計コースはブルーキャニオンCC、キャニオンコースとレイクスコース、カビンブリSCがあります。タイに移住した日本人で、日本では沖縄のザ・サザンリンクスGCだけを設計しています。

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