アルパイン ゴルフ クラブ

バンコク郊外にあるゴルフ場にしては珍しく高低差があるコース。フラットな水田地帯を素晴らしいゴルフ場へと変貌させています。ラフ芝が強いのが特徴で、ティショットが安定しないプレーヤーはフェアウェイを外した際は苦労する作りとなっています。雄大な敷地内には戦略性に富んだレイアウトのホールが続き、上級者好みのクラブコースです。各ホールには、池、バンカー、樹木が巧みに配されています。グリーンはよく整備されており速く、ほとんどのグリーンは2段グリーンになっているため、カップの切ってある段を外すと3パットのリスクが出てきます。同じ段に打つアプローチショットの技量が試されます。

データ

所在地MAPで確認
コース長7,100ヤード
コースレート76.8(White)
設計者Ron Garl
オープン1996年
キャディあり
ゴルフカートあり
ドライビングレンジあり

評価

総合評価4.7 ★★★★☆
レイアウト5 ★★★★★
難易度5 ★★★★★
グリーンコンディション4 ★★★★☆
フェアウェイコンディション4 ★★★★☆
造形美・景観4 ★★★★☆

コース紹介

ほぼストレートホール。ティショットは前方の木立がスタイミーになるため、ドローボールが良いです。セカンドは池越えです。グリーン右は池、グリーン左はバンカーでガードされています。グリーンは左奥から右手前に急傾斜しています。

池と巨大なビーチバンカー越えのショート。グリーンは横幅40ヤードで、中央が高くそこから左右に下っています。

非常に長いショート。距離だけでなくグリーンまでの池越えとなり、さらにグリーンの横幅が狭く非常に難しいホールです。グリーン左右はバンカーでガードされています。グリーンは45ヤードで縦に細長く、強く受けています。

ほぼストレートのロング。ロングヒッターはセカンドで2オンを狙うか池の手前に刻むかの決断に迫られます。横長のグリーンは池に囲まれており、グリーン右手前はバンカーも配されています。グリーンは左傾斜であるため、アプローチショットはピンの左狙いがおすすめです。

ほぼストレートの非常にタフなホール。ティショットの落し所が狭く、左の林と左右に配された4つのバンカーが効いてきます。グリーン周りに5つのバンカーが待ち受けており、グリーンは横に長く奥行きはさほどありません。セカンドの距離と正確性だけでなく、スピンが効いた止めるショットが要求されます。グリーンは右傾斜です。

やや左ドッグレッグ。ティショットは巨大なバンカー越えです。ブラインドにあるもう1つの巨大な左フェアウェイバンカーに注意が必要です。奥行きのあまりないグリーンの右には池と1つの深いバンカー、奥には2つのバンカーが配されています。

右ドッグレッグ。フェアウェイは比較的広いですが、右側は池が迫っていおり、左には林があります。グリーンの3面は池に囲まれ、右サイドには池の代わりにバンカーが待ち構えています。正確なセカンドが要求されるホールです。

巨大なバンカー越えのショートホール。横長のグリーンは右傾斜しており、左半分は上下の2段グリーンです。

美しい左ドッグレッグ。ティショットで左フェアウェイバンカーを越えるためには、220ヤードのキャリーが必要です。右にもフェアウェイバンカーがあり、ティショットの落し所が狭くなっています。セカンドでは左に連なるフェアウェイバンカーに注意が必要です。グリーン手前は深いバンカーでガードされています。グリーンは右傾斜です。

左ドッグレッグの短いミドル。ティショットは池越えとなり、右の池が効いてきます。グリーンの右サイドは池とバンカーでガードされています。強い受けグリーンです。

右に池が広がる右ドッグレッグ。ティショットでは両サイドの林が視覚的に落し所を狭く見せているが、実際は広くなっています。セカンドショットは池越えとなり、ミスショットに対しては、左右のバンカーとスロープが待ち構えています。

豆知識

ロン・ガールはアメリカ、特にフロリダ州にあるゴルフ場の設計を多く手掛けており、アルパイン GCがアジアでは最初のデザインとなりました。他の設計コースは、タイ王国ではザ・ロイヤルジェムズ ゴルフ・シティ、中国では九龍山将軍GCがあります。トップ100ゴルフコース・オブ・ザワールド(top100golfcourses.co.uk)による、2016年度のタイ王国でのランキングにおいて、ベスト40コース中第3位に選ばれています。2015年時点で、タイ王国にあるゴルフコースの数は約270です。

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